元代々木ゼミナール講師 定松勝幸先生 オフィシャルファンサイト

定松先生 ブログ

2014/02/22 Updated

本の紹介(第1章)

 これから、8回に分けて『こんなふうに教わりたかった!中学校数学』(SB新書、定松勝幸著)の内容について、コメントをします。今回は第1章についてです。

 第1章で最も説明をしたかったのは、初等幾何における補助線です。中学校数学(高校数学でも)では、図形問題の解決に補助線を入れることがよくあります。ところが、なぜ補助線を入れるのか、どうしてその補助線を入れて解くことに気づくのか、に関しては、説明している本は非常に少ないです。

 この第1章で選んだ問題は超有名問題で、中学校の参考書のほとんどすべて、さらに高校の参考書のほとんどに載っている問題です。しかし、どの参考書を見ても「この補助線を入れる」と書いてあるだけで、なぜその補助線を入れる気になれるかを書いた本は、私も見たことがありませんでした。
 
 私は、初等幾何が大好きで、特に、補助線の魅力にとりつかれたことがあります。そして、自分で『補助線学』という学問を勝手につくり、「なぜ、補助線を入れるのか?」「どうしたら、補助線を入れると解けることに気づくのか?」「どんな場合にどんな補助線を入れると有効か?」を研究してきました。今回の本の第1章、第2章は私の研究分野の一部を紹介しました。

 立ち読みでもいいですから、読んでみてください。これまで出版されたどの本にも存在していない解説があると思います。(よければ、立ち読みをした後で買ってください。)

 2月22日    定松勝幸

[最新の情報]

コメント(2)  |   コメントを書き込む

コメントを入力

タイトル

コメント

ご氏名 

この記事に対するコメント

『佐賀県教諭』様へ

 定松です。うれしいコメントありがとうございました。  高等学校や中学校で学校の副教材として使っていただければ、この本の内容が完璧になるように、中学校や高等学校向きの類題などを送ります。また、その思想が登場するような試験問題(中間試験用、期末試験用)も作成しますので、申し出てください。

2014/02/27 定松勝幸

さっそく、アマゾンにて購入しました。

定松先生のブログで本が出版されると知り、早速、購入しました。今、その第一章を読み終えたところですが、補助線を思いつく必然性が書かれていて、納得したところです。自分は佐賀県の教員でして、たびたび、先生の講演や授業を拝見させてもらってます。自分の授業の向上に役立つなと感じました。立ち読みでもよいと言われていますが、立ち読みではもったいないと思います。

2014/02/24 佐賀県教諭