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定松先生 ブログ

2011/07/12 Updated

1学期桜坂教室ハイレベル化学

 1学期桜坂教室のハイレベル化学に関して、質問が多く寄せられているため、この場で、説明します。
 『数学的思考を取り入れた化学』で、数学並みに根底にある思想を追究し、それを理解することにより、応用力をつけ、暗記をできるだけ減らすことを目標にします。
 物質編では、「化学反応式をできるだけ暗記しない」、特に、「加熱の必要・不要は、すべてその場で考える」です。2つの物質を混ぜたら化学反応は起こるのでしょうか?もちろん、何の反応も起こらないこともあります。混ぜた瞬間に起こることもあります。混ぜただけでは起こらないけれど、加熱をすれば起こることがあります。「反応なし」「常温で反応」「加熱をすれば反応」をどうやって区別していますか?多くの化学の教師は反応する場合の反応式を覚えさせるだけになっています。これでは、「反応なし」の判断はできませんし、加熱の必要・不要もわかりません。数学的に理解するのがもっとも効率よい学習法だと思います。
 理論編では、「その方程式に無駄な計算はないか?」そもそも、「その問題を解くのに方程式は必要か?」など、定松ならではの発送が飛び出します。ご存じのように、私は無駄な計算がきらいなのです。衝撃の計算技術を楽しんでください。

この、講義を受けるまでに、やっておいたほうがいいことは、アルカン、アルケン、アルキンの違いを知っておく(浅くでいいです)。アルコールの酸化を知っておく(結論だけでいいです)。ヨードホルム反応、銀鏡反応、フェーリング反応を覚えておく(反応のしくみはわからないでいいです)。異性体に構造異性体と立体異性体があること、さらに、立体異性体には幾何異性体と光学異性体があることを知っておく(理由は不要です)。エステルとアミドを知っておく(「何と何から水がとれてできた物質」というくらいでいいです)。主な気体(水素、酸素、塩素、二酸化炭素、一酸化窒素、二酸化窒素、二酸化硫黄、アンモニア、硫化水素、塩化水素の10個でいい)の製法を確認しておく(完全に暗記できなくてもいいです)。状態方程式とボイル・シャルルの法則を知っておく(正しい理解は不要です)。その程度をやっておいてください。
 当然、正しい理解、深い理解、は私の仕事ですので、いい加減な理解、浅はかな理解の状態で講義に臨んでかまいません。
 7月12日    定松 勝幸

[PTSでの講義]

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